★ 個人売買での車売却編 ★


必要な知識を身に付け安全かつ確実に個人売買をしましょう。


    1: 広告作成

    自分の車の情報(年式、車種、装備、走行距離、希望金額、セールス ポイントなど)を明記した広告を作成します。この時、車の写真も いっしょに掲載したら宣伝効果があがります。

    2: 広告宣伝

    なるべく人が集まるような場所、例えば日系スーパーやビデオ屋などの 無料掲示板を活用するといいでしょう。この場合は必ずお店の許可が 必要です。その他に車の情報誌“AutoBuys”や “Recycler”などを利用 してもいいでしょう。この場合には料金が掛かります。これらの情報誌は セブンイレブンなどのコンビニや各スーパーなどで販売されています。 掲示後の広告は頻繁にチェックした方がいいです。“電話が掛かって 来ないなぁ”と思ったら“自分の広告なんてなかった! ”“自分の上に 他の広告で隠れていた”なんてことをよく耳にします。

    3: 買い手と連絡

    お互いの都合のいい日時を決めて車を見せる約束を取り付けましょう。 その時の注意点は
    なるべく明るい時間帯に車を見せる
    特に女性の方は一人で車を見せないで必ず男性が立ち会える日時を 指定しましょう。そして、いかなる理由があっても自宅に他人を入れる ようなことのないように!これは男性でも同じ事です。自宅で見せなくても 近くのスーパーの駐車場でも見せてもOKなのですから、このような 場所を提案した方が無難です。


    4: 交渉開始

    金額についての交渉は始めます。金額は売り手であるあなた次第なのです が、試乗させる場合は必ず自分も一緒に乗車しましょう。そして、 その前に運転免許証の確認も済ませ同一人物であるか確認をした方が 無難です。万が一一緒に乗車出来ないのなら、相手の運転免許証か 車の鍵を預かりましょう。

    ☆ 
    注意 ☆
    車の試乗に乗車したAさん、“車の後ろから変な音がするよ!”と 言われ、確認の為、下車した途端、その買い手は急に発車してしまい 車を奪われてしまった。そうです持ち逃げです。その後車は見つかった ものの、車は変わり果てた姿に...くれぐれもご注意を


    5: 交渉成立

    お互いの金額に結論がでて交渉が成立しました。と、ここで“ハイ!” と“Cetificate of Title、(ピンクスリップ)”を手渡していけません。 “支払い”が済むまではすべては完了ではないからです。

    ☆ 
    注意 ☆
    交渉成立となり、買い手が“車は欲しいけど今は全額払えない。 でも、 絶対買うから他に売らないで欲しい。頭金を払うから私の為にその車を ホールドして下さい。”と車を買う意志を見せながら、無け無しの お金を支払い帰っていった買い手。“あぁよかった!売れた一安心”と 安堵感の売り手、でも、帰国前になっても連絡が来ない!と、突然買い手 から電話があり、“実はお金の都合がつかなくなった。で、この件は キャンセル!”一方的に電話を切られ落胆する売り手にタイミングよく 第3者から電話が“車はまだありますか?ぜひとも買いたいのだけど...” ワラにもすがる思いで車を見せる売り手。でも、その第3者いわく “金額が合わない!でも、この値段なら今すぐキャッシュで支払います” 希望金額とはぜんぜん離れているけど、帰国前だし売らなきゃしょうが ない売り手。そうなんです、先ほどの買い手とこの第3者は共犯なのです。 帰国前の人をうまく利用したこの2人。頭金を払うから車のホールドという のは絶対に止めましょう。後悔しますよ。


    6: 金額受領

    支払いは現金のみ!個人のチェックなんて信用性は“ゼロ”です。もし、 “どうしても、チェックで”ということであれば、その銀行に一緒に 行ってその人の目の前で現金化しましょう。そのチェックが“バースト” していたらどうしますか? 車もなく、お金もなく、時間もなく、 あるのは“ただの紙切れ一枚...”終わりです。また、支払いは一括のみ! です。トラブルの元です。きちんと“現金一括払い”です。

    7: 名義変更

    2人(売り手と買い手)でDMVへ行き名義変更の手続きをしましょう。 名義変更完了までは、その車においての全責任は売り手のあなたに あるのですから...よく書類だけを渡して“ハイあとはお願い”という 人をよく見掛けますが、その買い手が名義変更もせずに車に乗り続け ていたら...考えただけでもぞっとします。その人が何らかの事故、 犯罪に遭遇したら、その車における責任はレジスターオーナーの あなたにあるのですよ。“帰国するから大丈夫!”その考えは あなただけの考えです。車の登録の重要性をしっかりと認識しましょう。

    名義変更での必要項目

    ☆ 注意 ☆
    スモッグチェックと名義変更を買い手任せにして帰国したAさん。後日 友人から国際電話があり“Aさんの車を買った人から連絡があったよ。 スモッグチェックにパスしなかったんだって...”その買い手いわく “スモッグチェックにパスしなかった。パスする為の費用が$500 かかると言われた!そんなにお金かかるなんて、この件はキャンセルだ!!” Aさんはすでに帰国、どうしようもないAさん。このAさんは運が悪い事に さらに分割払いにしていた為に、結局その残額から修理費用を払って もらう事に... 本当に$500かかったのかもわからずに... こうした 実話もあるのです。“車を売ったのに問題が...”ということは誰でも 嫌なものです。スモッグチェックは売り手であるあなたがやる事なのです よ


    ☆ 
    注意 ☆
    DMVに一緒に行けるなら問題ないのですが、どうしても行けないという 人は上記の書類のすべてのコピーと“Notice of Release of Liability” という書類をDMVに送付しましょう。この書類は売買終了後5日以内に 送付しなくてはなりません。この書類は通常 Title の上部に赤い文字が 主体で付属してます。この書類は直訳すると“責任解除通知書”という ことですから、きちんと売り手と買い手の情報を記入し、そのコピーも 取り、そして送付しましょう。



☆ 名義変更の為にDMVへ行く時は“予約制度”を活用しましょう。 時間の節約になります。この時点で名義変更などすべてが完了したという ことは、その車はあなたのではありません。その車については何も 悩みなんてありません。


        8: 売買完了

                今後一切のトラブルは売り手であるあなたにはありません。

                お互いに 気持ちよい個人売買をしましょう。



 

 
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